サブスク型ホームページ制作会社の選び方|失敗しないための7つの比較ポイント

サブスク型ホームページ制作は、初期制作費を抑え、毎月一定の料金を支払いながらホームページを制作・運用できるサービスです。

「月額制ホームページ制作」「月額型ホームページ制作」などと呼ばれることもあり、現在ではさまざまな制作会社がサービスを提供しています。

選択肢が増えた一方で、

  • 月額料金は安いけれど必要なページが足りない
  • 公開後の修正がほとんどできない
  • 最低契約期間が長かった
  • 解約するとドメインまで使えなくなった
  • 思っていたほどサポートしてもらえなかった

といった違いもあります。

サブスク型ホームページ制作は、制作したら終わりではなく、契約後も制作会社との関係が続くサービスです。

そのため、制作時の料金やデザインだけでなく、

「ホームページを公開した後、誰がどこまで面倒を見てくれるのか」

まで確認して選ぶことが重要です。

この記事では、サブスク型ホームページ制作会社を選ぶときに確認したい7つのポイントを解説します。

目次

サブスク型ホームページ制作会社は何が違う?

一口にサブスク型ホームページ制作といっても、サービス内容は会社によってかなり異なります。

例えば、

  • 1ページだけ制作するサービス
  • 5〜6ページ程度の企業サイトを制作するサービス
  • テンプレートを利用するサービス
  • 会社ごとにデザインするサービス
  • 修正対応を含むサービス
  • 保守管理までまとめて行うサービス
  • SEOや広告運用まで支援するサービス

などがあります。

月額料金も数千円程度から数万円以上まで幅があります。

そのため、

「サブスク型だからどこも同じ」

ではありません。

まずは自社がホームページに何を求めているのかを整理したうえで、サービス内容を比較しましょう。

1.月額料金だけで選ばない

最初に目につきやすいのが月額料金です。

例えば、

A社:月額5,000円
B社:月額9,000円

と並んでいれば、A社のほうが安く感じます。

しかし、A社が1ページのみで、B社が6ページ制作、サーバー管理、修正対応まで含まれているのであれば、単純には比較できません。

サブスク型ホームページ制作では、最低でも次の項目を確認しましょう。

  • 初期費用
  • 月額料金
  • ページ数
  • サーバー料金
  • ドメイン料金
  • 修正料金
  • ページ追加料金
  • オプション料金
  • 最低契約期間
  • 解約違約金

特に注意したいのが、

「月額○○円〜」

という表示です。

最も安いプランでは1ページしか制作できず、一般的な企業ホームページに必要なページを追加すると、実際には上位プランが必要になることもあります。

広告に掲載されている最低料金ではなく、

自社が実際に必要な内容で、毎月いくらになるのか

を確認することが大切です。

2.制作できるページ数と内容を確認する

ホームページ制作会社を比較するときは、「何ページ作れるか」も重要です。

一般的な企業ホームページであれば、

  • TOPページ
  • 会社案内
  • サービス紹介
  • 特徴・強み
  • 採用情報
  • お問い合わせ

など、複数のページが必要になることがあります。

一方、1ページの中にすべての情報をまとめるホームページでも、目的によっては十分です。

大切なのは、ページ数が多いか少ないかではありません。

自社が伝えたい内容を掲載できるだけの構成になっているか

を見ることです。

例えば、複数のサービスを展開している会社なのに、サービス紹介が1ページしか使えなければ、情報を十分に伝えられない可能性があります。

反対に、事業内容がシンプルな会社であれば、必要以上にページを増やす必要はありません。

また、

  • ブログ機能
  • お知らせ
  • 制作実績
  • スタッフ紹介
  • FAQ
  • お問い合わせフォーム

などが標準で利用できるのか、追加料金になるのかも確認しておきましょう。

3.制作実績を見る

制作会社を選ぶときには、実際に制作したホームページを見ることも重要です。

ただし、

「デザインがおしゃれかどうか」だけを見るのはおすすめしません。

確認したいのは、

  • 会社ごとにデザインが変わっているか
  • 事業内容が分かりやすいか
  • スマートフォンで見やすいか
  • 情報が整理されているか
  • 必要な情報へたどり着きやすいか
  • 同じテンプレートをそのまま使い回していないか

といった部分です。

もちろん、テンプレートを使用すること自体が悪いわけではありません。

低価格でホームページを提供するために、レイアウトや制作方法をある程度共通化するのは合理的です。

重要なのは、

テンプレートを使っているかではなく、その会社に合わせて内容が作られているか

です。

制作実績を数件見るだけでも、制作会社の考え方や得意なホームページの傾向はある程度分かります。

4.公開後の管理を誰が行うのか確認する

ホームページは公開したら終わりではありません。

特にWordPressなどを使用している場合には、

  • サーバー管理
  • ドメイン更新
  • SSL
  • WordPress本体の更新
  • プラグイン更新
  • セキュリティ対策
  • バックアップ
  • 不具合対応

などが必要になります。

サブスク型ホームページ制作の大きなメリットの一つは、こうした管理を制作会社へ任せられることです。

しかし、すべてのサービスで同じ範囲まで管理してもらえるわけではありません。

例えば、

  • ホームページは制作するが、サーバーは自社契約
  • 更新には対応するが、WordPressの保守は対象外
  • トラブル対応は別料金

といったケースもあります。

契約前には、

「公開後、ホームページを動かし続けるための管理を誰が行うのか」

を確認しましょう。

Web担当者がいても管理を外部化する選択肢はある

社内にWeb担当者がいる会社でも、サブスク型ホームページ制作を利用する意味はあります。

Web担当者の仕事は、サーバーやWordPressの更新だけではありません。

例えば、

  • SEO
  • ブログ制作
  • SNS運用
  • 広告運用
  • アクセス解析
  • コンテンツ企画
  • 採用情報の発信

など、より事業に近い仕事があります。

サーバー管理やバックアップ、システム更新などを制作会社へ任せれば、社内の担当者をこうした業務に集中させることもできます。

そのため、

「Web担当者がいるならサブスク型は不要」

とは限りません。

大切なのは、自社で何を行い、制作会社へ何を任せるかという役割分担です。

5.公開後の修正対応は「回数」だけでなく「量」も確認する

サブスク型ホームページ制作では、公開後の修正対応を月額料金に含めているサービスがあります。

営業時間を変更したい、スタッフが増えた、料金を変更したい、写真を差し替えたいといったときに、制作会社へ依頼できるのはサブスク型のメリットの一つです。

ただし、

「修正対応あり」

と書かれているだけでは、実際にどこまで修正してもらえるのかは分かりません。

例えば、サービスによって次のような違いがあります。

  • 月1回まで
  • 月2回まで
  • 月2箇所まで
  • 月○時間まで
  • 文章や写真の差し替えのみ
  • 新しいページの追加は別料金
  • デザイン変更は対象外
  • 一定以上の作業量になると別途見積もり

特に確認したいのが、「月2回まで」と「月2箇所まで」の違いです。

一見すると似ていますが、実際に依頼できる修正量は大きく異なります。

例えば、

「営業時間を変更して、料金表を修正し、新しいスタッフ写真も掲載したい」

という依頼をしたとします。

「月2回まで」というサービスであれば、これらをまとめて1回の修正依頼として対応してもらえる場合があります。

一方、「月2箇所まで」という条件の場合、

  • 営業時間の変更で1箇所
  • 料金の変更で1箇所

と数えられれば、それだけでその月の修正上限に達してしまいます。

写真の差し替えまで依頼したければ、翌月まで待つか、追加料金が必要になる可能性があります。

同じ「修正対応付き」のサービスでも、実際の使いやすさにはかなり差があります。

「1回」の修正量にも違いがある

「月2回まで」であれば必ずたくさん修正してもらえる、というわけでもありません。

制作会社によっては、

  • 1回につき軽微な修正のみ
  • 1回の作業時間は30分以内
  • 複数ページにまたがる変更は別料金
  • 大幅な文章変更は対象外

といった条件を設けている場合があります。

そのため、

回数だけでなく、1回の依頼でどれくらいの量まで対応してもらえるのか

まで確認しておくことが大切です。

「修正無制限」にも条件がある場合がある

反対に、「修正無制限」と書かれているサービスもあります。

一見すると非常に手厚く感じますが、こちらも対応範囲を確認しておきましょう。

例えば、

  • テキスト変更のみ無制限
  • 写真差し替えのみ
  • ページ追加は対象外
  • レイアウト変更は対象外
  • 1回の依頼量に上限がある
  • 修正完了まで一定の日数が必要

などの条件が設定されている場合があります。

「無制限」という言葉だけでは、実際にどこまで頼めるのかは判断できません。

自社で実際に起こりそうな修正を想定して比較する

修正サービスを比較するときには、条件表を見るだけでなく、

自社ではどのような修正が発生しそうか

を考えてみると分かりやすくなります。

例えば企業ホームページでは、

  • 営業時間の変更
  • 電話番号の変更
  • 料金改定
  • スタッフの追加・退職
  • 商品やサービス内容の変更
  • 写真の差し替え
  • 採用情報の変更
  • 施工事例や実績の追加
  • キャンペーン情報の掲載

などが考えられます。

こうした変更をお願いしたときに、毎回追加料金が発生するのか、それとも月額料金の中で対応してもらえるのかによって、公開後の使いやすさは大きく変わります。

サブスク型ホームページ制作会社を比較するときには、

「修正できますか?」だけではなく、

  • 月に何回依頼できるか
  • 月に何箇所まで修正できるか
  • 1回の依頼で複数箇所を変更できるか
  • どの程度の作業量まで月額料金に含まれるか
  • 追加料金になる修正は何か
  • 修正を依頼してから何日程度で反映されるか

まで確認しておくと安心です。

「修正対応あり」という同じ表記でも、その中身には大きな違いがあります。

6.最低契約期間・解約条件を確認する

サブスク型ホームページ制作では、契約するときだけでなく、解約するときの条件も重要です。

確認したいのは、

  • 最低契約期間
  • 解約違約金
  • 解約申請期限
  • 自動更新
  • 解約後のホームページ
  • サイトデータ
  • ドメイン
  • メールアドレス

などです。

例えば、初期費用0円、月額5,000円というサービスでも、最低契約期間が24か月であれば、一定期間利用することを前提とした契約になります。

また、解約するとホームページが非公開になるサービスもあれば、サイトデータを買い取れるサービスもあります。

ドメインについても、

  • 利用者へ譲渡される
  • 有料で譲渡される
  • 制作会社側で管理されたまま

など、サービスによって違います。

会社のホームページでは、ドメインを名刺やパンフレット、メールアドレスなどにも使用するため、特に重要です。

契約前には必ず、

「このサービスを解約したら何が残るのか」

を確認しましょう。

7.長く任せられる制作会社かを見る

サブスク型ホームページ制作では、ホームページを公開した後も制作会社との関係が続きます。

そのため、最終的には、

この会社に継続して任せられるか

も重要です。

例えば、

  • 質問への回答が分かりやすい
  • 連絡が取りやすい
  • 修正依頼の方法が簡単
  • 制作実績が十分にある
  • 契約条件が明確
  • 会社情報が公開されている
  • サービスが継続して運営されている

といった部分も確認したいポイントです。

ホームページ制作は、完成するまでの数週間だけ付き合うサービスではありません。

サブスク型であれば、長期間利用することもあります。

そのため、

制作時のデザインだけでなく、公開後の付き合いやすさ

まで考えて選ぶことが大切です。

AI時代では「原稿を書いてくれる」だけでは大きな差になりにくい

以前は、ホームページ制作会社を比較するときに、

「原稿作成までしてくれる」

ということが一つの大きなメリットでした。

しかし現在では、生成AIを利用することで、事業内容やサービス内容をもとに文章を作ったり、ページ構成の案を作ったりすることは以前より簡単になっています。

制作会社側でもAIを活用できるため、

「文章を書いてくれる会社かどうか」だけでは、制作会社の違いを判断しにくくなっています。

もちろん、お客様自身ですべての原稿を準備する必要がないことは重要です。

しかし、今後より重要になるのは、

  • 実際の事業内容と文章が合っているか
  • 不自然な内容になっていないか
  • 必要な情報が漏れていないか
  • AIが作った内容をそのまま使っていないか
  • 最終的な品質を誰が判断しているか

といった部分でしょう。

AIによって「文章を作ること」のハードルが下がったからこそ、制作会社には、生成された内容を判断し、実際の会社に合ったホームページへ仕上げる役割が求められます。

サブスク型ホームページ制作会社を比較するときのチェックポイント

サブスク型ホームページ制作会社を比較するときには、次の項目を確認すると分かりやすくなります。

  • 初期制作費
  • 月額料金
  • 制作ページ数
  • デザイン
  • スマートフォン対応
  • ブログ機能
  • お問い合わせフォーム
  • サーバー管理
  • ドメイン管理
  • セキュリティ対策
  • バックアップ
  • システム更新
  • 公開後の修正回数
  • 修正できる箇所数
  • 1回あたりの修正量
  • 修正の対応範囲
  • ページ追加料金
  • 最低契約期間
  • 解約違約金
  • 解約後のホームページ
  • ドメインの譲渡
  • サポート体制
  • 制作実績

すべての項目で最も優れた会社を探す必要はありません。

自社に必要なものを整理し、優先順位を付けて比較することが大切です。

こんな選び方はおすすめしない

サブスク型ホームページ制作会社を選ぶときには、次のような選び方は避けたほうがよいでしょう。

一番安い会社だけで選ぶ

ホームページの目的を満たせるのであれば、安いこと自体はメリットです。

しかし、必要なページや管理が含まれていなければ、結果的に追加費用が発生することがあります。

デザインだけで選ぶ

制作実績の見た目は重要ですが、サブスク型では公開後の管理やサポートもサービスの一部です。

完成した瞬間だけではなく、その後も考えて選びましょう。

初期費用0円だけで選ぶ

制作費0円でも、最低契約期間が長い場合があります。

初期費用だけでなく、月額料金と契約条件をセットで確認しましょう。

「修正対応あり」だけで選ぶ

修正対応が付いていても、

「月2回まで」

と、

「月2箇所まで」

では実際に依頼できる内容が大きく違います。

回数だけでなく、修正量や対象範囲まで確認しましょう。

「全部お任せできます」だけで選ぶ

「全部お任せ」という表現は便利ですが、実際に何を任せられるのかはサービスによって違います。

制作、管理、修正、SEO、広告など、対応範囲を具体的に確認しましょう。

自社にとって必要なサービスを基準に選ぶ

サブスク型ホームページ制作会社には、それぞれ特徴があります。

できるだけ安くホームページを持つことに特化したサービス。

デザインに力を入れているサービス。

SEOやWebマーケティングまで支援するサービス。

制作後の管理をまとめて任せられるサービス。

どれが一番良いかは、会社によって異なります。

重要なのは、

「どの制作会社が一番優れているか」ではなく、「自社に必要なサービスは何か」

を考えることです。

例えば、

「会社案内として最低限のホームページがほしい」

という会社と、

「SEOで問い合わせを増やしたい」

という会社では、選ぶべきサービスは異なります。

ホームページを何のために作るのかを整理してから、制作会社を比較しましょう。

ESコンピューティングのサブスク型ホームページ制作

ESコンピューティングでは、初期制作費0円、月額8,580円からサブスク型ホームページ制作を提供しています。

基本となるホームページは6ページ程度で制作し、スマートフォンにも対応しています。

また、制作後も、

  • サーバー管理
  • ドメイン管理
  • システム更新
  • セキュリティ対策
  • バックアップ
  • 公開後の修正

まで継続して対応しています。

公開後の文章や写真などの修正は、月2回までご依頼いただけます。

「2箇所まで」ではなく、修正のご依頼を月2回までお受けする形です。

もちろん、ホームページ全体を作り直すような大規模な変更や、新しいページを何ページも追加するといった内容は別途対応となる場合がありますが、日常的な文章・写真・料金・営業時間などの変更については、公開後もご相談いただけます。

また、最低契約期間はなく、途中解約による解約金や違約金も設けていません。

解約時には、お客様が利用しているドメインを無償で譲渡しています。

ただし、制作したホームページ本体は月額サービスとして提供しているため、契約終了後もそのまま利用できる仕組みではありません。

この点も含め、契約前に条件をご案内しています。

ESコンピューティングがすべての会社に適しているとは考えていません。

1ページだけの簡単なホームページで十分であれば、さらに低価格なサービスが適している場合があります。

大規模な独自システムや頻繁な大規模改修が必要であれば、個別にホームページを開発する方法が適しています。

自社ですべての管理ができるのであれば、制作費を最初に支払い、その後は自社運用する方法もあります。

一方、

  • 最初に大きな制作費をかけたくない
  • 一般的な企業ホームページがほしい
  • 公開後の管理を任せたい
  • 必要なときに修正を頼みたい
  • サーバーやシステムについて考えたくない

という会社には、サブスク型ホームページ制作が一つの選択肢になります。

サブスク型ホームページ制作会社は「公開後」まで考えて選ぼう

サブスク型ホームページ制作会社を選ぶときには、月額料金やデザインだけで判断しないことが大切です。

確認したいのは、

料金・制作内容・管理・修正・契約条件・解約条件・サポート

です。

特にサブスク型では、制作後も制作会社との関係が続きます。

そのため、

「どんなホームページを作ってくれるか」

だけではなく、

「ホームページを公開したあと、どこまで任せられるか」

まで比較して選ぶことをおすすめします。

修正対応についても、「対応あり」「月○回」といった表面的な表記だけでなく、その1回でどのくらい変更できるのか、何を1箇所として数えるのかまで見ると、サービスの違いがより分かりやすくなります。

最も安い会社を探すのではなく、自社に必要なサービスが無理のない料金で提供されているか。

そして、長く安心して任せられる会社か。

そこまで確認することで、自社に合ったサブスク型ホームページ制作会社を選びやすくなります。

この記事を書いた人

森口 桂祐 ESコンピューティング 代表

静岡県島田市在住のITサポート専門家兼Web制作のプロフェッショナル。前職で培ったスキルを活かし、地域企業や個人事業主のデジタル化を支援。「フットワーク軽く、親切に」をモットーに、ITを通じて地域活性化に取り組んでいます。

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